shu uemura(シュウウエムラ)が手掛ける新作コスメ
TOKYOにあふれる魅惑の色を集めた100色のアイシャドーの
イメージフォトの撮影をさせていただきました。
世界に向けて発売された”color atelier”
日本のトレンド発信地である東京の街を
様々な視点から切り取った撮り下ろし作品達は
店頭リーフレットや各国にあるshuの公式インスタグラムでもご覧いただけます。
小浪次郎さんと並ばせてもらえたのだった。恐れ多過ぎる。
ウェブアプリにもなったよ。遊んでみてね。
color atelier｜ http://coloratelier.jp/
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２０１６年６月の新作発表イベントでは大きなパネルで
人生初の数量とサイズで会場を彩る展示も行われました。
足を運んでくださった皆さん、
ご協力くださった担当スタッフさん、
助言をくださった先輩や泣き言を聞いてくれた友人、
遠くから応援してくださったみんなに
心からのお礼を。
こんなに東京を駆け回ったのは生まれて初めてだった。
ずっと此処で暮らしてきて、此処から出たことないのにね。
写真でしか見たことのなかった街に降り立って
眺めた景色、ひとつひとつが新鮮で
今まで視界に入らなかった光景が次々と
瞳を通して頭のモニターに映し出される瞬間と
ファインダーを覗く時間の静寂が
今も感覚として身体の芯に残ってる。
撮影の時はいつも孤独だけど、
望んでそれに挑んでいる感覚を改めて実感したそんな撮影だった。
夜景を撮っている時は三脚やカメラとにらめっこをしながら
立ち往生している事が常なので
何をしているの？
と行く先々で声を掛けてくださる方も多いけれど
浅草で声をかけてくださった銀塩好きなおじさん、
撮影スポットを丁寧に説明くださった。
フィルムしかなかった頃、
報道関係のカメラマンをしていたと語る彼は
賞を取ったこともあると話してくれた。
今はNikonのデジタル一眼にズームレンズをつけて
撮影しているのだと今取ったばかりの写真を
モニター越しに見せてくれた。
今も愉快そうに話してくれた表情が思い浮かぶ。
内容は全然覚えていないけれど。
夜景撮影にはリミットがある。
スケジュール通りのプランで熟さないと今日が終わってしまう。
焦っていたわたしはそそくさと切り上げて挨拶も適当に
その場を立ち去る事しかできなかったけれど
まだあの場所に行けば、彼は好きだと言っていたあの場所で
今夜も変わりゆく街の変わらぬ景色を収める為に
カメラを構えているのだろうか。
おかげさまで思い描く写真が撮れたんだよ。
きっとすれ違っても気付かれる事はないだろうし
時間が経てばわたしも忘れてしまうような他愛ない出来事。
それでも、過ごした時間は消えない。
もう、逢ったのだから。
沢山の人の手を介して、
大好きな写真を世界に届けられた事を光栄に思う。
わたしの目に映るTOKYOが、
誰かの思い描く愛すべき街になれば
こんなに嬉しいことは他にないです。
最後に、原宿で行われた新作発表EVENT
shu uemura「TOKYO COLORHOLIC PARTY」の
プレイベントの様子をシュートしたので
少しでも雰囲気を楽しんでもらえると嬉しいです。
こんなにカッコよく展示してもらえるなんて思っていなくて
豪華なパネルに感動してろくにシューティングできず。
ファインダーは覗けなかったけど、目に心に空間を焼き付けた。
保護者（？）同伴でお邪魔しました。
付き合ってくれてありがとう。
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東京を走り回りながら、感じた事。
必要に迫られて踏み出した外の世界への一歩。
この小さな体にとって世界は広大過ぎると思う。
でも、伝えたい想いがあるなら
きっと今よりも世界を知らなきゃならない。
世界が逢いに来ないなら、わたしは愛に行く。