GQ JAPAN主催のワークショップ
「共感されるInstagram写真の撮り方講座」
あとがき
初めてのワークショップ、とてもわくわくしながらも緊張でがちがちだった当日…。
おはなしを頂いた時に真っ先に思ったことは「今もまだわからない事だらけのわたしなんかが誰かにレクチャーだなんて恐れ多い…」と云う気持ちでした。
普段何を考えるでもなく、感覚だけで写真に触れている事。それを言葉に出来ないからこそ撮っているようなものかもしれないとさえ感じていた事。これまで学んできたことも基礎的な学習も必要のないモノと考えながら撮ってきた。その写真のレクチャーだなんて、ましてやワークショップ自体も体験した事のない自分に務まる役目なんだろうかと。
そんな不安を抱えつつも、お声掛け頂けたことが嬉しくて挑んだ初めての写真の講師。好きだから、嬉しいから、ただそれだけが踏み出すきっかけでした。
普段から緊張しいで人前に出ることも人との関わりにも自信が持てないわたしなので、不安は当日までずっと続いたのだけれど、写真で表現することやこれまでの自分とインスタグラムの使い方に改めて向き合ってみると、不思議なことに伝えたいことがどんどん溢れてきて。自分のしていることは自然に成ったことばかりで特別なことは何もしていなかったようにも感じていたけれど、最初から何が素晴らしいかを知っていたわけではなかったことを思い出したりして。伝えたい事が何かを考えながら、前を走る背中に少しでも近づきたいと思って追いかけていることや、沢山の憧れの断片を少しでも自分のものにしようとしてここまできたことで今の自分に繋がっているんだという事を改めて思い返すきっかけにもなった。
沢山の影響があって今6151が存在すること、わたしにとっての当たり前はもしかしたら誰かにとっての気付きになるかもしれないという事。わたしが憧れの背中を追いかけている時の気持ちのように、拾い上げてくれる誰かがいるかもしれない。気付きに大小はないし、たとえ細やかだとしてもその小さな当たり前を大きなありがとうに繋げてくれる人がいるかもしれない。なら、わたしに出来る事はなんだろう。
そんな風に考えながら迎えたワークショップ。楽しかった。当日のトークは案の定、棒読みだったけれど…。ははは。
今もこうして書き綴りながらはじまりから終わりまでの時間全てに想い馳せます。不慣れなわたしのトークにお付き合いくださった参加者のみなさま、準備から当日までふわんふわんなわたしを支えてくださったスタッフのみなさま、この日の為に駆けつけてくれた友人達。
あれから少しの時間が経過した今もまだわたしにとっては興奮の冷め止まぬ特別な時間となっています。
そんなワークショップ当日の様子をGQ JAPAN公式サイトにて掲載くださっています。
講座の内容も分かりやすく、とても丁寧に綴ってくださった記事です。
参加者の皆さんが当日、講座の後に撮影なさった作品やGQ JAPANの鈴木編集長の作品も合わせてご覧いただけます。
#gqaxp A-nniversary Work Shop鈴木編集長も撮った!「共感されるInstagram写真の撮り方講座」イベントレポート&受賞作発表
http://gqjapan.jp/life/art/20151215/axp-6151
GQ JAPANスタッフの皆さま、ARMANIスタッフの皆さまの温かな笑顔に支えられてこそのひとときでした。
嬉しくて嬉しくて、まだ夢を見てるみたい。
大切な人生の時間を重ねてくれたこと、一生の宝です。
あとやっぱりみんなかっこいい。選んでもらえたから、わたしももっと頑張ろうと心底思った。
こんな素敵な機会をくださったこと、出逢えたご縁、心から嬉しく思います。
当日まで応援してくれたみんなにもお礼を。
「みつけてくれて、ありがとう。」
あなたが居たから、わたしが在るんです。
沢山の感謝を込めて。
2015.12.31|6151